演劇集団 円
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    2021年 演劇集団円公演レパートリー


ピローマンThe PillowMan 
作=マーティン・マクドナー 翻訳=小川絵梨子 演出=寺十吾
俳優座劇場  5/2[日]→9日[日]
出演=石住昭彦、渡辺穣、瑞木健太郎、玉置祐也、
     原田翔平、井上百合子、古賀ありさ
「ビューティクイーン・オブ・リーナン」「ロンサムウエスト」「コネマラの骸骨」と作家のシニカルな視点を通して人間理解へ導く創造を重ねてきた円が新たに挑むマクドナー作品です。今回は寓話がモチーフとなり、戦慄の中で一筋の光が観客の心を揺らし、「人間の尊厳」をめぐる登場人物の深層心理をどう明るみに現すか、寺十吾氏と円の俳優たちが読み解いてきます。

            演出:寺十吾氏



夏の夜の夢 
作=ウィリアム・シェイクスピア 翻訳=松岡和子 
演出=鈴木勝秀 ドラマトゥルク=金田明夫
吉祥寺シアター 10/2[土]→11[月・祝]
  出演=金田明夫 ほか
演出鈴木勝秀と金田明夫が3度目のタッグを組むのは、自由な発想で上演されることの多い「夏の夜の夢」。若い恋人たちのすれ違いのロマンスに金田演じるボトムと職人達による抱腹絶倒の「悲劇」が華を添えます。異界とも云える森を舞台にした妖精と人間たちによる夏の夜の祝宴の幕が開きます。

          
         演出:鈴木勝秀氏    金田明夫
   

岸田今日子記念 円・こどもステージ№39
河童の三平 
原作=水木しげる 脚本=京極夏彦 演出=内藤裕子  
シアターX(カイ) 12/17[金]→26[日]
出演=未定
ゲゲゲの鬼太郎でお馴染み、水木しげるさんの漫画「河童の三平」がこどもステージの舞台に登場します。作品を長年深く愛されている小説家・京極夏彦さんが脚本を担います。河童にそっくりな少年、三平と河童のかん平とが入れ替わりながら巻き起こすユーモア溢れるエピソードや身近な人間の死を経験しながら人間世界を学んでいきます。円・こどもステージが始まって40周年の新たな大挑戦に、どうぞご期待下さい。

           
            水木しげる氏     京極夏彦氏 
                                  Photo MORI Kiyoshi
   


 

演劇集団円が、本公演と一線を画して試みている、新たな活動です。
所属俳優・演出家たちによる柔軟な企画【横軸】と、バックアップとなる
演劇集団円【縦軸】が交わり、あらたな「+1」を創造・発信しています。


2021年の公演について
公演予定です。内容については予告なく変更になる場合もございます。
その際はホームページ等でお知らせいたします。